突然起こる災害。台風などは多少の準備はできますが、どの程度の被害となるかは予測できません。

でも、もし災害が起こったら・・・、そう考えて出来る限りの準備をしておくことで、大切なご家族を守ることができるかもしれません。

災害の発生に備える

■確認しましょう

  • 災害が起こりそうな箇所は、自治体のハザードマップに記載されています。もしご自身の認識と異なるようであれば、各地区の自主防災組織あるいは橋本市危機管理室へ確認しましょう。
  • 災害を未然に防ぐことはできないかを考えましょう。大規模な土木工事が必要と考えたら、工事予定の有無を確認しましょう。各地区の自治会や自主防災組織を通して、行政(県・市)に確認することができます。
  • 土木工事予定の予定がないか、まだ当面先だということであれば、行政や自治会でできる事は無いか、自分自身でできる事は無いか、を考えましょう。大切なことは皆さん自身が考えること、それですべてが始まるのです。

■やってみましょう

  • 浸水が予測される地域であれば、河川水位がどの程度になったら避難するかなど、避難する基準を決めましょう。行政からの避難指示や避難勧告に従うことが原則ですが、ご自身やご家族の歩く速さ、避難する道路の状況を考えて判断基準を決めることが必要です。
  • 出来る方は、防災はしもと、緊急速報メールへの登録を行いましょう。防災行政無線テレフォンサービスの電話番号を控えておくことも忘れずに。
  • 家具が倒れ下敷きになったり、ガラス戸が割れて通れなくなることはないですか。不安であれば家具固定器具を付ける、耐震用のマットを敷く、いざという時に底が厚いスリッパを用意したりしましょう。
  • 被害を受けてから、避難の連絡が遅い、そんな被害になるとは聞いていなかった、行政が悪い、では遅いのです。ご自身や大切なご家族を守るために、まずやってみて(行動を起こして)ください。

災害発生後の生活に備える

■確認しましょう

  • 災害が発生すると、家屋の被害はもちろん、電気、ガス、水道といったライフラインや、生活必需品を運んでいる道路も通れなくなります。
  • 電気、ガス、水道、生活必需品が無くて、どう生活すれば良いか を確認しましょう。
  • 水や食べ物が無くては、生きていけませんね。実際、購入できなくなるわけですから、購入できるまでの間はご自身で備蓄してく必要があります。
  • 支援物資が届くのは早くて3日後、道路が寸断されているとさらに遅くなります。3日から1週間はしのげる量をストックしておきましょう。
  • そんなに用意はできない というのは、行政側も同じです。ストックしなければ、我慢するしかありません。

■やってみましょう

  • 保存食と呼ばれるものを用意しておく必要はありません。普段食べている少し日持ちのする食材を少し多めに家においておきましょう。定期的にその食材を食べて、食べたらまた新たに購入しておいて下さい。
  • いつも飲んでいる薬やミルク、療養食などがあれば、同じように少し多い目に保存しておくことも大切です。
  • ある1日を、ストックしたものだけで過ごすと、足らない物が判るかもしれません。